どうすれば怒らないようになりますか?」
すごくわかります!!!
家事育児って、マルチタスクなことが多いですよね・・
ママの多くは、やるべきことを同時進行しなくてはならず、
ソファーで休む暇もない!という声も聞きます。
外出などの時間がない時に限って
想定外のことが起こったりしますね。
そんな時、子供が言うことを聞かないとか
夫が協力的ではないと感じると
一気に怒りの沸点に到達して
激しく怒ってしまうことありますよね~。
過去、私は些細なことで怒鳴り散らしていました・・
感情って振り子のようなもので、
怒り狂った後に必ず訪れるのは、決まって自己嫌悪でした。
ジェットコースターのような感情に、
振り回される自分自身を
どうにかしたいと考えるようになりました。
感情的に怒った後で自己嫌悪に陥る前に
どんなことを習慣付けたら怒りが鎮まるのか?
確実な方法について、お話をしたいと思います。
1.怒りをダメなものと考えない
怒りはエネルギーが消費されて、その後がとても疲れますよね。
その上、自分も他人も嫌な気持ちになる感情。
それでも、ダメだと思わず、大切に扱ってほしいのです。
少し考えてみましょう。
私達はなぜ怒るのでしょう?
私の過去を例に、この疑問を紐解いていきましょう。
家族で出かけるその瞬間、
私は必ずと言っていいほど怒り狂っていました。
家族に食事を出して
洗濯物をかたずけながら、掃除を終わらせ
母のデイケアのお見送りをして
子供たちの荷物の確認や自分の身支度をする間、
私は時計をずっと睨めっこで、焦っていました。
一方で出かけるのはわかっているのに
夫はギリギリまで寝室でスマホをいじっていて、
子供たちはのんびりとゲームをしている。
「やってよ」
と伝えても
すぐに動こうとしない家族に
だんだんイライラが募っていき、
結局私が一番最後までもたつき準備をしていると、
「ママまだ?」
「まだ用意できないの?」
「あれ持ってこなかったの?」
と家族に言われると
プチッ
と堪忍袋が切れて・・
「★〇×▼!!!」
何を言っているのかわからないくらい
怒鳴り散らしていました。
この怒りには、
「私だけが大変だ!」
「みんなが思うように動いてくれない!」
そんな「考え」があります。
その「考え」の奥には
「私のことをわかってもらえていない」
という「がっかり」や「悲しさ」という気持ちが隠れています。
「怒りは二次感情」という言葉があります。
奥にある、こうした「気持ち」に気づくために
存在する大切な「サイン」なのです。
怒り自体は悪いものではありません。
その後沢山、口から出てくる一見正しそうな「考え」を
相手に投げつけるだけで
自分がどんな気持ちだったのかを
自分自身が知ろうとしないから、余計に怒りが大きくなるのです。
2.自分の中の「すべき」や「思い込み」に気が付く
もう少し、心の中を探っていきましょう。
前述のように、怒りの背景には、
「当たり前」としてきた
沢山の「考え」があります。
私は「怒ってはいけない」と思い、
良い母であり、良い妻でいたいという
「自分が作り上げるイメージ」に
自分をしばりつけていました。
「やらなくてはいけない」
と思い込んでいる多くのことを
私は独りで抱え込み、動き回っていました。
「すべきこと」にしばりつけられる私は
「私の考えが正しく、家族もそうすべきだ」
という大きな思い込みがありました。
実際家族がどう考えていたか?しばらく後で聞いてみました。
夫は、一生懸命家事育児をすることではなく、
共に楽しく良い一日を過ごす妻でいてほしい
でした。
子供たちにとっても同じでした。
だから、一日遊んで疲れて帰ってきて
家が少し汚れていても気にしない。
今日は楽しかったね~
疲れたね~と共に味わう。
洗濯物だって、別な服があるのだから
今できないのならそれでいい。
私と家族の考えは違っていて、
どちらが良し悪しではないのに、
私は家族が間違っていると
思い込んでいました。
そして、「すべきこと」に縛られている私は
「したいこと」を優先できる夫と子供たちが
とても羨ましかったのだと気づきました。
3.感じていることを素直に言葉にしてみる
怒りを押し込めずに自分が起こっていることをただ認め、
頭にある「考え」とは別に、怒りの奥の「気持ち」に気づき言葉にできると、
今までのように、「正解だ!」と
自分の思い込みを怒鳴り散らすことがなくなっていきます。
出かける前にやらなくてはいけないことがあるよね。
ママが独りで全部やって、あなたたちがのんびりしているのを見ると
がっかりするし、悲しくなっちゃうよ。
ママが掃除、洗濯、ばあばの支度をしているうちに
みんなが、食事の用意や出かける準備を
手伝ってくれると、すごく助かるしうれしいな。」
気持ちを言葉にするのは、ただ「伝える」ことが目的です。
思い通りになるという過大な「期待」をしないということ。
自分の考え=他人の正解ではありません。
この意識が常にできるようになってくると、
怒りがあっても、ひどく爆発することなく
「私は今どう感じてるの?」と意識が自分に向きます。
そして相手に気持ちを伝えることが出来ます。
4. まとめ
いかがでしたか?
今まで怒ってばかりで「自分は嫌な奴だ」と思っていた方が、
これを読むことで、頭ばかりで考えていて、
自分の気持ちを無視していたことに気づいてほしい。
「怒り」はもっと自分の気持ちを大切にしてと
自分の心が送ってきた「サイン」だと気づいてほしい。
そのような想いで、私の過去を例に怒りを紐解いてきました。
自分の怒りを鎮めるのは、相手が変わるのではなく、
自分を見つめることで可能になる。
そのステップとしては、
1.怒りをダメなものと考えない
「怒り」は奥にある気持ちを見るための大切な「サイン」。
2. 自分の中の「すべき」と「思い込み」に気付く
当たり前としてきた自分の「正解」は他人の「正解」ではない。
3. 感じていることを素直に言葉にしてみる
気持ちを相手に伝えることが、「自分の正解」を投げつけるよりも
大切で、相手と理解しあえるためのファーストステップ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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